ジャック・ザ・リッパー フェニーチェ堺(2021/10/9)

今回はジャック・ザ・リッパーのレポを書いていきたいと思います!


私は今回、【木村ダニエル・松下アンダーソン・加藤ジャック】の公演を観てきました。(この日のこの時間しか予定が空いてなかったのですが、たまたま一番みたい組み合わせで観ることができて幸せでした!)

推し(木村達成)のミュージカルを生で観るのはこの日が初めてだったので、情報が解禁されてからずっとこの日を楽しみにしていました!

推しを含め皆、“やはり歌が上手いな”という印象でしたが、今回初めてお目にする松下優也さん!とても歌がお上手ですぐに心を掴まれました。あれだけ上手く歌えたら気持ちいいだろうな〜と思うほど圧巻の歌声でした。

開演から暫くダニエルの登場シーンがなかった点や観ていて時系列が分かりにくい点、ラストの展開が最初から読めてしまう点に関しては少し残念な気持ちもありましたが、ストーリー的にはミステリー・ホラー・ロマンスと様々な要素がありそれなりに面白いものでした。正直な気持ち、ストーリー展開よりも推しの演技を観ていることの方が面白かったように思います。


逆にミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』の良かった点もいくつか挙げていきたいと思います!

1つ目は“ポリーとアンダーソンの関係”です。これから配信でご覧になる方のために詳細は控えますが、とにかく“切ない”、その一言に尽きます。切なくて切なくて苦しい……といった感じです。自分がアンダーソンだったら……と仮定しながら観ていただきたいシーンです。

2つ目は少しネタバレになってしまいますが、ダニエルが「僕は犯人を知っています!(意訳)」と叫ぶシーンです。このシーンはダニエルの1幕の登場シーンでもあるのですが、とにかくインパクトのあるシーンだなと思いました。このシーンは第2幕にも大きく繋がるシーンで、第2幕を観たとき全員が「あ〜〜〜!」となるはずなので、まだ観ていない方は是非配信でご覧になってほしいです!

11月9日まで4800円で観られます↓
https://twitter.com/musicaljack/status/1447079458330927110?t=nGKh47PclLfHGctFRBLnzg&s=19


最後に推しの話を少しだけして終わりますね!

最初に述べた通り、私はこの日初めて推しのミュージカルを生で観ました。私が彼の歌を比較できるとしたら彼のデビュー作、ミュージカル『テニスの王子様』(円盤)の歌声と彼の一番の最新作ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』(生歌)の歌声なんですよね。「条件が違いすぎて話にならない!」と古くから応援している方には言われちゃいそうですが、それでも凄く凄く彼の成長が分かって嬉しかったんです。“元々歌美味かったけど更に歌上手くなったな……努力したんだな……”と思いながら観ていました。

表情も声もシーン毎に全然違って、役者さんって魅せるのが上手いなって思いましたし、進化し続けてる彼の中にも変わらないものがちゃんとあるなと観ていて思いました。(帽子の押さえつけ方とか睨み方とか叫び方とか泣いてるときの声とか←分かる人には分かる)


チケットを取ったときは何も考えていなかったのですが、推しの大千穐楽の公演を観に行くことができて本当に良かったです!次はもうちょっと良い席をご用意してもらえないかな〜と思いながらオペラグラスで推しを追っかけていたヲタクのレポでした(笑)では!

p.s. 達成の手はいつ見ても綺麗だな〜(ニマニマ)推しの絶望顔ってどうしてこんなにも心が震えるのだろう!!!(興奮)と思いながら観ていたというのはここだけの話です^^