魔界転生 新歌舞伎座(2021/06/08)

今日は魔界転生のレポを書いていきます!

ずっと楽しみにしていた達成の舞台!私何気達成の舞台を生で見るのはこの日が初めてだったんですね!席も凄く良かったので、絶対休演にならないでくれ〜!とずっとずっと祈っていました!

そして、公演当日。意気揚々と会場に向かっていました。もう30分もすれば無事会場に着くな〜なんて思っていたそのとき!大事件が起きました……


“あっ……チケット家だ……(詰み)”


開演の1時間前に着くつもりで家を出ていたのですが、全く意味のない状況に(笑)人間ってピンチのとき頭が真っ白になるって大抵の人が思ってると思うんですけど、実はこれ真逆なんですね。どこで乗り換えをしたら1番早く会場に着くことができるか、思いっきりダッシュをすればもう1本早い電車に乗れるんじゃないか、駅構内を最短で通り抜けるためにはどのルートを進めばいいか……などなど、頭フル回転な自分がそこにはいました(笑)

結果から言うと、約15分遅れくらいで会場に到着。15分程度で済んだのが奇跡というくらい、あらゆるところを猛ダッシュしました。おかげで次の日は筋肉痛でしたが、20代のなまったカラダに鞭を打った甲斐がありました(笑)


会場に着くなり聞こえてきたのは私がずっとずっと会いたくて仕方なかった彼の声。「もう出てるやんけ〜!!(焦)」と思いましたが、席近くの扉まで案内してくれる係員さんの歩くスピードがそれはそれはもう大変ゆっくりでして……まあどれもこれもチケットを忘れるという大失態を犯した私が悪いんです(笑)

そんなこんなで席に辿り着くと、有り得ないレベルの近さに推しの姿が。私の席は前から2列目だったんですが、1列目には新型コロナウィルス感染予防対策のため、お客さんが誰1人として座っていなくて、実質上の最前列でした。あまりにも推しが目の前にいるもんですから、遅刻したことは一旦忘れて、今目の前にあるものを存分に楽しもう!と心を切り替えた瞬間でした。

私は下手側の席に座っていたのですが、とにかく目の前に役者さん達が次々と来るんですよ。こんなにガン見しちゃっていいのかな?ってこっちが戸惑ってしまうくらい、役者さんとの距離が近くて、こっちが緊張しちゃいました^_^ ;(舞台自体の感想が少なくて本当にすみません……)


物語の途中、誰かが舞台袖から「うぉぉお!!」と雄叫びを上げて出てくるシーンがあったんですね。もちろん舞台袖って真っ暗でお客さんからは見えないようになってるじゃないですか。でもね、私その声が達成だってすぐに気づけたんですね。推しだから当たり前じゃんって思う人が多いと思うんですけど、違うんですよ。

「うぉぉお!!」って叫ぶ声が、テニミュ海堂薫演じてたときと彼と全く一緒だったんですよ。だからすぐに気づいたんですよ。私、海堂薫を演じる木村達成に凄く固執してるので、凄く嬉しかったんです(笑)変わってないな〜って(笑)私、達成の声って“海堂薫を演じてるときの声”がベースになってるので、高い声というか、彼の地声を聞く方が新鮮なんですよね。これもまた変な話ですよね^^;

他のシーンはどうだったのよ?って聞かれそうですが、他のシーンは「細っ!!かっこよ!!好き!!」みたいな感じでして……本当にこういう文章書く人間として、あるまじき感想といいますか……

とにかく物語は面白いし、出てるキャストさんは豪華だし、推しはかっこいいしみたいな感じで、私自身は存分にこの魔界転生という舞台を楽しませていただきました!


最後に少しだけ真面目な話をすると、田宮坊太郎役の田村心さんが個人的に凄く良かったです。演技がとにかく自然。言葉だけでなく、表情や仕草で演技をする方です。自分に光が当たっていないところでも演技を怠らない、その姿がとても好印象でした。指先までこんなに細かく演じてる人ってあまり見ないな〜と思いました。あと、赤い口紅がよく似合って……その……物凄く……物凄く……私のタイプの顔でした!(おい)


最初から最後までふざけたレポですみませんでした。これは完全に余談ですが、もし会場に着いてからチケットがないことに気づいたとしても、身分証明できるものと現金さえ持っていれば、自分の当選した席に通してもらえる場合があるそうです。劇場や公演等によっては難しい場合もあると思いますが、優しい世界ですね。でも、やはり“チケットを忘れずに持っていく”、これに越したことはマジでありませんので、どうか皆さんは私のような大失態を犯さないよう事前準備をしっかりしてからお出かけください!では!